このブログについて

当ブログ「Braveに乗り換えてみた」は無料でスマホの広告をゼロにできるBraveの魅力を紹介するブログです。

SNSもYouTubeもネットサーフィンもまとめて広告カットしてくれるBraveブラウザの機能と理念に共感して公式アプリたちから乗り換えました。

このページではBraveについてまだ詳しく知らない人に向けて「Braveとは?」、「Braveの特徴は?」、「Braveのメリットって何?」などの質問に答えながら、1からBraveの魅力を伝えていきます。

Brave: 高速で安全なプライバシー保護ブラウザ&検索

Brave: 高速で安全なプライバシー保護ブラウザ&検索

Brave Software無料

1-Braveブラウザとは:何ができるアプリなの?

  • Twitter、Instagram、FacebookなどSNSのプロモーション広告をカット
  • YouTubeの動画広告をカット
  • Safariでサイト訪問するときに出てくる広告をカット
  • 報酬付き広告(任意)を見るとポイントがもらえる

Brave(ブレイブ)は邪魔な広告をブロック+報酬広告を見るとポイントがもらえるブラウザアプリ。

AppStoreで有料販売されているアドブロックアプリと同じ広告ブロック機能が無料で使える上、使っているとポイントが溜まっていく機能のついた唯一無二のアプリです。

Braveブラウザは報酬がもらえる唯一のアドブロックアプリ

よく使われるアドブロック(広告削除・減少アプリ)とBraveを比較してみました。

アプリ名 無料・有料 App内課金
Brave 無料 課金なし
280blocker 有料 課金なし
AdGuard 無料 課金あり
AdFilter 無料 課金あり

Braveは完全無料でダウンロードしたときから、全機能が解放されているアプリです。

【2020年版】スマホの邪魔な広告を確実に消す方法:アドブロックアプリ8つの中でおすすめ一位はBraveアプリです。

そもそも一般的なアドブロックアプリはSafariブラウザやアプリ内の広告を減らす補助的な機能だけしか持っていませんが、Braveは自身がブラウザアプリ。

だからBraveアプリ内で広告がデフォルトでブロックできたり、報酬付き広告のような仕組みがあるのです。

👉 Braveはアドブロック機能が初期搭載された報酬のもらえるWebブラウザ(SafariやGoogle Chromeなど)アプリ。

どんな方法で何ポイントの報酬がもらえるのかはこのページの4-報酬までジャンプ。

2-使い方:いつも使ってるアプリをBrave内で開けば広告が消える

【2020年版】スマホでBraveブラウザを使うには?アプリの始め方と初期設定を写真付きで解説

☝️ Braveブラウザアプリをダウンロードするところから、初期設定までの全てのステップをスクショ写真付きで解説しました。

Twitter、YouTube、Instagram、Facebookなど、普段使っているアプリに表示される広告を消すにはBraveアプリ内でログインするだけ。

海外発のサービスですが、2020年現在、完全に日本語対応したので英語ができなくても問題なし。サポート対応も日本語でできます。

下記のページでそれぞれのアプリをBrave内で使う方法を画像付きで紹介しています。

Braveアプリ内ではネットサーフィンも、動画視聴も、SNSも、あらゆる広告が表示されなくなります。

3-特徴:Braveアプリに乗り換えると何が得?

Braveのメリットとデメリットを使いやすさ・速度など5部門でまとめてみた

勝手に読み込まれる広告は画像だったり動画だったりと、読み込みに時間がかかる&データ通信量を喰う厄介者。

Braveアプリ内ではこれらの広告が全部消えるので、

  1. サイト読み込みスピードUP
  2. データ通信量節約(ギガを節約できる)
  3. 充電が長持ちする

普段使いのブラウザ・アプリをBraveに変えるだけでこの三大メリットを受けられます。

BraveアプリではSafariやChromeと比べて最大8倍読み込みが速くなる(画像引用:Braveを利用する利点

特に驚きなのはその表示スピードの速さ。

公式サイトによると、同じニュースサイトをBraveとそのほかのブラウザで開いた時の読み込み時間はBraveの方が最大8倍速かったそう。

Braveアプリ内に表示される「節約できた時間」を見ると、普段どれだけ広告表示のせいで時間が無駄になっていたかよく分かります。

プライバシー配慮を第一に考えている

さらに!というより、むしろBraveが海外で人気なのは個人情報・プライバシー保護に力を入れているから。

私たちが普段SNSを見たり、ウェブサイトで検索をしている間にも閲覧履歴や検索履歴は収集されて、そのデータは私たちの手の届かないところで利用されています。

こうした個人情報の行き過ぎた利用に反対しているのがBraveであり、その取り組みは最近NHKスペシャルでも特集されました。

日本で話題になることはまだそれほど多くない個人のデータ保護問題。

利益第一主義に陥ることなく、三方良し(Brave、利用者、広告主・コンテンツ制作者)なブラウザを作ろうとしているのがBraveなのです。

実際、Braveブラウザでは2段階のプライベートウインドウ機能が実装されています。1つ目はSafariにもあるような履歴の残らないプライベートウインドウモード(command+shift+n)。2つ目は履歴残らない+接続ルートが匿名化されたプライベートウインドウ+Torモード(command+option+n)。

モバイル版では2020年5月時点で1つ目しか使えませんが、パソコン版では両方が利用可能です。

4-報酬:お小遣い稼ぎもできる

Braveアプリは報酬付き広告を見てポイントを稼げる(画像引用:Brave Rewards

理念が素晴らしいBraveブラウザですが、実利的でユニークな機能も見逃せません。

先述した通り、Braveブラウザは広告をカットしてくれるブラウザ。だけど、アプリが提示してくれた広告を”あえて見る”とポイントがもらえる報酬付き広告のシステムを導入しています。

もちろんこの報酬付き広告、設定を変えれば全く表示しないこともできるし、報酬付き広告をたくさん見てポイントを稼ぎたい人は設定画面から、1時間あたりに表示される報酬付き広告数を調整可能。

広告1表示あたりいくら分のポイントがもらえる?

実際、どれぐらいのポイントがもらえるのかというと、現時点では1視聴あたり日本円換算で1円〜5円ほどの報酬ポイントが翌月にまとめて付与される。これから利用者数とサービスが拡大していく中でこの機能は強化されるでしょう(目玉機能の一つなので)。

海外ではポイントの代わりに仮想通貨がもらえるのですが、日本でもらえるのは税制上ポイントのみ。

現在はこのポイント交換先は明らかにされていないのですが、公式サイトを見ると、プレミアムコンテンツ、ギフトカードとの交換が可能になるそう。

最近はポイントを収集する活動、「ポイ活」が流行っていますが、Braveアプリもその一つになるかもしれません。

無料で使えるだけでなく、うまく利用すればポイントも貰えるブラウザは他にないBraveだけの特徴です。

5-チップ機能:好きなサイトに投げ銭をできる

広告がカットできるのは私たち閲覧者からすると嬉しいけど、サイトに広告を貼っている人からすると収益が減少してしまう。YouTubeの動画広告も表示されなくなるので、贔屓にしてるYouTuberを応援できなくなってしまう…そんな心配をする人もいるはず。

でも大丈夫です。Braveブラウザは、

  • その都度、広告表示・非表示を簡単に切り替えられる
  • コンテンツ制作者にチップをあげられる

これらの機能が搭載されているので、広告を表示したいページでは簡単に広告表示モードにスイッチできるし、自分の好きなサイトに対して単発的に、もしくは毎月一定額ずつBATポイントをチップとして払うこともできます。

これまでは自分の好きなサイトに貼ってある広告を踏んで商品を買うことで間接的にサイト運営者にお金が渡っていたけど、Braveなら感謝の気持ちをチップ機能で直接サイトに送れる。しかも直接的な報酬なので中抜きも手数料もなくサイト運営者はダイレクトに利益を貰える。

  • Brave利用者(私たち):広告非表示機能のおかげで快適&データ節約
  • サイト主・コンテンツ制作者:中抜きのない直接報酬をファンから貰える

この仕組みがうまく回るかはまだまだ不確定ですが、夢のある理想的なインターネッツだと個人的には思うので是非とも応援したいところ。

6-誰が作った?Braveの開発者はJavaScriptの生みの親

このBraveブラウザを作ったのは、プログラミングを勉強している人なら誰もが知っている言語JavaScriptの生みの親であるBrendan Eich(ブレンダン・アイク)氏(詳しい経歴はWikipedia-ブレンダン・アイクを参照)。

90年代にはJavaScript、2000年代にはMozilla、そして2015年からはBraveのCEOとして開発に携わっているヒットメーカーです。

2020年となった今でもCEO職を続けていて、つい先日も世界最大手の仮想通貨取引所BinanceのCEOであるChangpeng Zhao氏とライブ配信を行なっています。

2015年からスタートした今年で5年目のプロジェクトですが、2020年3月時点で月間のアクティブユーザー数は世界ですでに1200万人を超えたそうです(ソース:BrendanEich氏のツイート)。

とはいえ、まだBraveは世界のブラウザ市場で1%もシェアを取れていません。最大手のGoogle ChromeやSafariなどと比較するとアリと象ほど差があります。

ChromeやSafariにはない・どうしても付けられない機能を持っているBraveだからこそ、この市場に割って入る可能性があるし、その価値も十分にあると個人的には思っています。

Brave開発の歴史が公式サイトで公開されているので、興味のある方は見てみてください。

参考 Brave 1.0ができるまでBrave Browser

Braveブラウザの利用者が増えるとどうなる?

利用者の増加に伴ってサービスの拡充や報酬付き広告の充実が期待できます。利用者が多いほど広告を出稿したいパブリッシャーも増えるので今よりも格段に報酬付き広告が機能するでしょう。広告主の増加でBrave自体の収益性も良くなってさらに開発が進めば、今見受けられるような広告が消えないバグ・空白が残るバグなどが改善されていきます。

7-評判:みんなはBraveをどう思ってる?

【評判】有名人も注目!Braveブラウザ利用者の本音・口コミを2016年から2020年まで5年間追ってみました。

Braveブラウザが提供されてしばらくは、テック系に敏感なアーリーアダプターや仮想通貨界隈の人がメインに利用していました。

それがここ1、2年の間で急速に普及して、新しいテクノロジーが好きな人たち、広告をブロックしたい人たちの間で広まりつつあります。

つい先日、GMO社長の熊谷さんもBraveについてツイートしていました。

大手IT企業社長が話題にしたり、NHKに取り上げられたりと、その熱がじわじわと広まってきているのが2020年5月時点での状況といったところでしょうか。

これが半年、一年後にどれぐらい変わっているのか今から楽しみです。

8-将来性:一般の利用者が増えれば成功する

Braveブラウザがこの先も順調に開発を続けて、高機能のブラウザを提供し続けてくれるためにはBrave利用者の増加がマスト。

機能面に関しては現時点でも広告ブロック標準搭載+報酬付き広告+チップ機能で他のブラウザとも差別化できています。あとはマスアダプションがうまくいくか。ここにかかっています。

上で紹介したBrave利用者の口コミ・評判からも分かる通り、一度使えばBraveの虜になる人は多いはず。あとはどれだけ初見さんを取り入れられるかが重要です。

テック系オタクや仮想通貨界隈だけで過熱気味に流行っても拡大にはつながりません。10代の高校生、20〜50代の会社員や主婦・主夫、50代〜のアッパー世代、こういった普通の人が普段使いするようになってようやくマスアダプションなのです。

テック系の視点に立つとついつい尖った機能面ばかり詳細に語ってしまいがちですが、一般の人が求めているのは、

  • 「広告を減らしたい」
  • 「ギガを減らしたくない」
  • 「ポイ活ができたら嬉しい」

レベルのニーズです。

せっかく広告費を使ってBraveを広めるならば、カッコ良さや機能の素晴らしさを熱弁するよりも、今のフェーズでは便利さやお得感を前面に打ち出した方がいいのではと個人的には考えています。

9-関連リンク:Braveをよく知るためにおすすめのサイト集

Braveブラウザを活用するため、知識をもっとつけるために有用に思えるサイト集をまとめておきます。