【2020年版】スマホでBraveブラウザを使うには?アプリの始め方と初期設定を写真付きで解説

スマホの画面に表示される広告をブロックできて、表示速度アップ、通信量節約、バッテリー長持ち効果のある最新ブラウザアプリ、Braveブラウザ。

そのアプリをスマホで始める方法を写真付きで1ステップずつ解説します。

⬇ 急いでいる人向け ⬇

STEP.1
公式サイトからダウンロード
https://brave.comで公式アプリをダウンロードする。
STEP.2
初期設定をする
アプリを開いて初期設定をする。メアド・電話番号は必要なし。
STEP.3
ウェブ閲覧や動画再生が可能になる
アプリ利用開始。Safariと同じようにネットサーフィンしたり、SNSにログインすれば広告なしでいつものSNSが使えます。

以下では、画像と解説をまじえながらBraveアプリのダウンロード方法と、一番初めのセッティング、おすすめの使い方、実際に広告が消えるのか検証を紹介します。

公式サイトからダウンロード

  • STEP1公式サイト内の「今すぐダウンロード」ボタンを押す
  • STEP2AppStoreからアプリをダウンロード

まずは公式サイトからアプリをダウンロード。

スマホでBrave公式サイト(https://brave.com)にアクセスするとダウンロードボタンがあるのでボタンを押してAppStoreに移動します。

普段アプリをダウンロードするのと同じ方法でパスワード入力等をしてアプリをインストール。

アプリサイズは95.5MB

アプリのサイズは95.5MB(2020年5月時点)なのでゲームアプリほどではありませんが、少しサイズが大きめです。

ちなみに、Braveアプリはダウンロードするのも無料、アプリ内課金もなしなので、アプリを使う時にかかるお金は一切ありません。

アプリ名 無料・有料 App内課金
Brave 無料 課金なし
280blocker 有料 課金なし
AdGuard 無料 課金あり
AdFilter 無料 課金あり

普通、アドブロック系のアプリだと有料の物が多いですが、Braveは完全に無料。

無料でアプリを提供していて、どこで会社が利益を出しているのか気になる方はBrave公式サイトをご覧ください。簡単に説明すると、Braveは利用者からではなく、広告主から収益を上げています。

アプリを開いて初期設定をする:メアド・電話番号は必要なし

無事にインストールが完了したらホーム画面からアプリを開きましょう。

ライオンのマークが目印

ちなみにBraveの初期設定では他のアプリのようにメールアドレスを打ったり、パスワードを設定したりのような会員登録は不要。これはBraveが私たちユーザーのプライバシー保護を重視しているからです。

(なので鬱陶しいメルマガやプッシュ通知なども届きません)

初期設定自体は難しくありません。

30秒もせずに終わるので早くアプリを試したい人は下の横スクロール画像を参考に各自で初期設定を進めていってください。

  • STEP1検索エンジンを選択:とりあえずGoogleでOK
  • STEP2広告ブロック機能の説明:Braveアプリは広告をブロックしますという説明なので「続ける」をクリック
  • STEP3報酬付き広告の説明:基本的に広告が表示されないBraveアプリ内であえて広告を見るとポイントがもらえる機能があり、この機能を使うかどうかを聞かれる
  • STEP4報酬付き広告の表示例:広告が表示されるときはこんな風に画面に現れますという表示例
  • STEP5ホーム画面:Braveアプリの説明が終わるとすぐにSafariのように使えるようになる

以下では、初期設定時に画面に表示される説明の意味や、機能の説明をしていきます。

デフォルトの検索エンジンを設定する

デフォルトの検索エンジンを選ぶ

Braveアプリ内で検索するときに使う検索エンジンを選びます。

普段、スマホで調べ物をする時に使っている検索エンジンはGoogleかYahoo!(中身はGoogleです)だと思うので、特にこだわった理由がなければGoogleを選びます。

BingやDuckDuckGo、Qwant、StartPageも検索エンジンなのでこちらを選んでも大丈夫。初期設定でどの検索エンジンを選んでも後から変えられます

Brave Shieldsの説明画面

Braveの魅力である広告ブロックの紹介

次に現れる画面はBrave Shields「ブレイブ・シールズ」というBraveアプリ内に搭載されている広告ブロック機能の説明です。

「スキップ」と「続ける」ボタンが表示されているので、広告ブロック機能を使うには「続ける」を押しましょう。間違えて「スキップ」を押してしまった場合でも後からブロック機能をオンにできます。

Brave Rewardsの説明画面

報酬付き広告とBATポイントの紹介

Brave Rewards「ブレイブ・リワーズ」とは、Brave内でのポイント制度だと思ってください。

Brave内では普通の広告は流れませんが、この設定をオンにしておくと時折、広告が表示されることがあります。この広告はただの広告ではなく、プライバシーに配慮された・報酬付き広告です。

”プライバシー重視型の広告”については下記画像を参照⬇️

Brave Rewardsで表示される広告の特徴(Brave Rewards | Brave Browserより引用)

報酬付き広告が画面に表示された時、「広告を見る」ボタンを押すと、広告を視聴する代わりにBAPというポイントが貰えて、このポイントを他のものに交換したり、自分の好きなサイトにチップできる機能がBrave Rewardsなのです。

  • 報酬付き広告を表示してポイントを得る
  • もらったポイントを交換したり、好きなサイトにチップできる

これはあくまでオプション機能なので、ちょっとしたお小遣い稼ぎやポイントを貯めたい人は「有効」にすればいいし、とにかく広告なしで楽しみたい人は「スキップ」してしまって大丈夫です。

この設定も後からいつでも変えられるので、まずは試しに有効にしてみるとこのBraveアプリの仕組みがより理解できると思います。

報酬付き広告はこんな感じで表示される

「有効にする」を押すと、報酬付き広告がどのように表示されるかを体験できます。上から「広告を表示しますか」ボタンが現れるのでこれをクリックすると広告が流れることになります。

Brave Rewardsで表示される広告主の一部(Brave Rewards | Brave Browserより引用)

ちなみにどんな広告が流れるかというと、公式サイトに表示されている広告主はIntel、Booking.comなどの大手企業から、テック・暗号通貨系プロジェクトなどなど。

アダルト系やグロ系の広告が流れることはないので安心です。

Braveアプリのホーム画面を解説

初期設定が完了したら普段のSafariと同じようにネットサーフィンが可能です。

基本的な使い方はSafariやGoogleのブラウザアプリと同じですが、Braveならではの機能もいくつかあるのでホーム画面に表示されているボタンを説明します。

Braveに特徴的なのがホーム画面です。①②③④を説明すると、

  • ①Brave Shield機能でブロックした広告の数などが表示
  • ②Brave Rewards機能で獲得したBATポイント残高が表示
  • ③Braveアプリを使ってる間にBraveがブロックしてくれた広告の数と、そのブロックのおかげで節約できた読み込み時間が表示されています
  • ④お気に入りページ一覧です。ここに表示するサイトやアプリは編集・追加・削除などカスタマイズ可能です。

お気に入りページ一覧に新しくサイトを追加するには

Braveを開くときに表示されるトップ画面・ホーム画面に新しくサイトを追加する手順は次のスクロール画像の通り。

  • STEP1お気に入り登録したいページで右下の「…」を押して「ブックマーク追加」をクリック
  • STEP2そのまま「保存」するとお気に入りではなくブックマークに追加されてしまうので「ブックマーク」をクリック
  • STEP3画面中央に表示される「お気に入り」をクリックして、右上の「保存」を押すとお気に入り登録完了
  • STEP4お気に入り登録したかったInstagramが表示されました
  • STEP5お気に入り一覧に表示されない場合は「もっと見る」を押す
  • STEP6お気に入り一覧に表示しなくてもいい「Reddit」や「CoinMarketCap」を削除すると、先ほどお気に入り登録したサイトが表示されます

ここに普段よく使うサイトのリンクを集めておいて自分用のBraveアプリにカスタマイズしましょう。

Braveアプリ内でSNSにログインする

ログインの方法はいつも通り

TwitterやInstagram、Facebookのような、普段公式アプリで利用するSNSもBraveアプリ内でログインすれば、広告が表示されなくなります。

下記に主要なSNSのリンクを貼っておくのでBraveアプリをダウンロードした人は、練習がてらサイトをお気に入り登録してみましょう。

下のリンクを開くときに公式アプリが開いてしまう場合は、リンクを長押しして「新しいタブで開く」を押すと解決します。

ちなみに、2020年5月時点ではiPhone・iPadのSafari内でお気に入り登録しているサイトたちをBraveアプリに直接インポートすることはできないようです。

自分が持っている他の端末(パソコンやAndroidなど)のBraveブラウザ同士ではブックマーク・お気に入り一覧が同期・共有できます。

本当に広告が表示されないのか検証7番勝負

本当に広告が表示されないのか、普段のSafariブラウザ・Twitter・YouTubeとBraveで同じサイトにアクセスしたときの画面の様子を比較してみました。

Yahoo! JAPANトップページに表示される大きなレクタングル広告が消えてスマホの画面内に表示される記事数が増えた。

Yahoo! JAPANのニュースページにある記事一覧に紛れ込んでいるインフィード広告も消せた。

はてなブックマークの記事一覧中の広告と、画面下に付いてくる広告もまとめてブロックできている。

Amebaブログのようなブログサイト(スクリーンショットは市川海老蔵さんのブログ)に貼られている広告も自動でカットできます。ただし、今回は広告が存在していたスペースが空白のままで空いたスペースがギュッと圧縮されることはなし。

最後は5ちゃんねる。普通にSafariでアクセスするとおびただしい量の広告が貼られている5ちゃんもBraveでアクセスすれば基本的に広告は消える。

ただし一部の過激な広告が消えてなかったり、空白が残ったりと微妙かも。

ネットサーフィンは90点:ほぼ完璧だけど改善の余地あり

こんな感じで色々とBraveブラウザでネットサーフィンをしてみても広告が表示されることはほぼありませんでした

ただ、一部のサイトで広告が表示されていたであろう場所が空白のままになっていたり、広告が消えなかったりと、まだ改善点は残っている感じです。

TwitterとYouTubeの広告は完璧に防げる?

Twitterの公式アプリとBraveアプリ内でTwitterを起動したときのタイムラインを比べると、Braveでは完全にプロモーションツイートが消えています。

Twitterのプロモーションツイートは最近、動画タイプの広告が多くて通信量をガンガン取られていたので、これがゼロにできるのは最高。

YouTubeで動画を見る前、途中、後に流れる動画広告。

最近では動画が始まる前に2本(1本目は6秒の飛ばせないタイプ、2本目は5秒でスキップできるようになるタイプの組み合わせが多い)の動画を見させられることが多かったYouTubeもBrave内で開くと動画広告が全く再生されませんでした。

残念ながらBraveブラウザ内でも動画下の広告は消せてないものの、YouTubeの広告で一番うざいのは(低レベルな)動画広告なのでこれが消せるのは本当にありがたい。

まとめ:Braveブラウザアプリは広告を90%以上消せる

以上、Braveブラウザアプリのダウンロード方法から、初期設定、基本的な使い方について解説しました。

無料でこのクオリティ、かつブラウザ自体もサクサクなので、これでお小遣い稼ぎも本格的にできるようになれば乗り換える人が続出するんじゃないかなと思うほどの印象です。

このページでは主にダウンロード方法や使い方にフォーカスを当てましたが、Braveの魅力や仕組みについては別ページで紹介しているのでそちらも是非ご参考に。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です