YouTubeプレミアムの月額料金(1,280円)について質問です。
正直、月額1,280円はちょっと高いなと思っています。そこで安く契約する方法を調べたら「VPNを使って物価の安い国(トルコやアルゼンチン等)経由で契約すると、月額200円くらいになる」という裏技を見ました。これって違法にはなりませんか?
なんか支払い方法を偽装してるみたいに感じるし、もし法律違反で逮捕されたら嫌だと思いまして。もしくは逮捕されないにしても、Googleのアカウントが消されたりしたら嫌なので、VPN契約のデメリットを教えてほしいです。
結論から言うと、日本国内でVPNを使ってYouTubeプレミアムを契約することは「違法」にはなりません。VPN(※)という技術自体は、もともとはセキュリティを高めるための合法的な技術で、日本にはVPNを使ってはいけないという法律はないのです。そのためVPNを使っても逮捕されたり、法的措置を取られたりすることはまずないので安心してください。
※Virtual Private Network(バーチャル プライベート ネットワーク)の略
ただし、Google(YouTube)の利用規約違反に明確に該当してしまいます(具体的な規約は下記👇参照)。この規約には、居住国を偽って登録してはいけないという旨が明記されています。
2.3 地理的な制限事項
有料サービス、および有料サービスで利用可能な一部のコンテンツは、特定の国でのみ利用できる場合があります。お客様は、ご自身の居住国を偽るために虚偽、不正確、または誤解を招くような情報を提供しないこと、また有料サービスまたは有料サービス内のコンテンツへのアクセスや利用に関する制限の回避を試みないことに同意します。
ライオン先生日本に住んでいるのに、VPNを使って「私はトルコに住んでる!」とシステムに思わせて契約するのは、「虚偽の情報の提示」にあたるので、Googleとの約束を破っていることになるわけです。
規約違反を犯すデメリットとしては、最悪Googleアカウントの停止、いわゆるBANされてしまうこと・・。
実際、VPN経由で契約していたユーザーに対して、YouTubeプレミアムの強制解約や、契約更新の停止といった措置が取られるケースが増えていました。アカBANされた方はレアケースですが、YouTubeの利用規約違反である以上、Googleが本気になればGmailやGoogleフォトなど、紐付いている全てのデータにアクセスできなくなるリスクがゼロではありません。
月額1,280円を安くするためだけに、メインのGoogleアカウントを危険に晒すのは、あまりに代償が大きい。だから私はVPNを使った契約方法はお勧めしません。



ただし「もう大人しく月額1,280円を払うしかないのか・・」と諦めるのはまだ早い!
実はVPNのような裏技を使ってアカBANのリスクを背負わなくても、無料でYouTubeプレミアムと同じ機能を使う方法があるんです!
それは広告ブロックが搭載されたブラウザ「Brave(ブレイブ)」を使う方法です。私も愛用していますが、Braveには有能な「広告ブロック機能」だけでなく、バックグラウンド再生や動画のダウンロード機能まで、YouTubeプレミアム級の機能があるのです!
※下表👇はYouTubeプレミアムとBraveの機能の比較。
わざわざアカウント停止のリスクを犯してまでVPNでYouTubeプレミアムを契約する必要はありません。ブラウザを変えるだけで、YouTubeの広告をブロックしてくれますよ!
日本国内でVPNを使ってYouTubeプレミアムを契約することは「違法」にはなりません。ただしGoogle(YouTube)の利用規約違反に明確に該当するので、最悪Googleアカウントが停止されるデメリットがあるとわかったのではないでしょうか。



とはいえおとなしく月額1,280円を払う必要はありません。
広告ブロックが搭載されたブラウザ「Brave」を使えばYouTubeプレミアム級の機能が使えるからです。まずは騙されたと思って一度使ってみてくださいね!








